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ホームページ > 論文/書籍 > 法律考察 > 『国務院独占禁止・不正競争防止委員会による業界団体に関する独占禁止ガイドライン』

『国務院独占禁止・不正競争防止委員会による業界団体に関する独占禁止ガイドライン』

 2024-02-2662
[要約]独禁法コンプライアンス指導

要旨:110日、国務院独占禁止・不正競争防止委員会は、『業界団体に関する独占禁止ガイドライン』を公布し、業界団体が『独占禁止法』に違反する可能性のある具体的な状況を細分化し、業界団体が独占禁止コンプライアンスの構築を強化するよう指導している。

 

概 要

業界団体は、市場競争における重要な主体となり、中国独占禁止法執行機関は、これまで計50件以上の業界団体に係る典型的な独占禁止事件を処理した。

公正な競争を維持し、業界団体の行為を規範化にするため、『ガイドライン』は110日に公布された。同ガイドラインは26条からなり、違法行為の認定基準をさらに細分化し、業界協会の独占禁止コンプライアンスの構築を強化している。第1条から第3条までは業界団体の定義を明確にし、ガイドラインの目的を強調する。第4条から第15条では、業界団体が独占禁止法に違反する可能性のある具体的な状況が列挙されている。第16条から第22条までは、業界協会に指導を与え、独占禁止コンプライアンスの構築を強化するための任意規定である。第23条から第24条までは、業界団体が独占禁止法に違反した場合の構成要件及び法律責任が明確にされている。第25条から第26条までは、協同監督管理及び解釈について規定されている。