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ホームページ > 論文/書籍 > 法律考察 > Q2:使用者は、刑法に違反したが起訴は免れた労働者の労働契約を解除できるか。

Q2:使用者は、刑法に違反したが起訴は免れた労働者の労働契約を解除できるか。

 2020-11-26299

2:労働者が法により刑事責任を追及された場合、使用者は労働契約を解除できます。「『中華人民共和国労働法』の実施に係る若干の問題に関する意見」によると、「法により刑事責任を追及された場合」とは、「人民検察院により起訴を免ぜられた場合、人民法院により処罰の判決を受けた場合、人民法院により刑法第32条に従い刑事処分を免ぜられた場合である。」と定められています。起訴の免除は、「法により刑事責任を追及された場合」の事由の一つですので、使用者は、刑法に違反したが起訴は免れた労働者の労働契約を解除することができます。