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ホームページ > 論文/書籍 > 法律考察 > 発展改革委員会及び商務部が「市場参入許可ネガティブリスト(2020年版)」を発表

発展改革委員会及び商務部が「市場参入許可ネガティブリスト(2020年版)」を発表

 2021-01-12318

 国家発展改革委員会及び商務部は1216日、「市場参入許可ネガティブリスト(2020年版)」を合同で改訂し、発表した。

 「リスト(2020年版)」には、計123項目が掲載され、「リスト(2019年版)」と比べて8項目減少した。「森林資源資産評価項目の承認」、「鉱業権評価機構の資格認定」、「炭素排出権取引検査機構の資格認定」等3つが自由化し、「輸出入商品検査鑑定業務の検査許可」、「通関企業登録登記許可」、「資産評価機構の証券サービス業務従事資格の審査承認」、「証券会社の董事、監事、高級管理職の就任資格の承認」等、14の管理措置が廃止された。また、金融持株会社の開設に関する管理措置がリストに掲載された。

 その他、行政審査承認制度の改革に関する要求に基づき、リストから管理対象20項目を削減し、届出に関する記載7項目を規定し、管理措置5項目を暫定措置に変更し、72項目を修正し整備している。さらに、「許可又は資格を得ずに土地経営権を限度を超えて流通させることを禁止する」という参入許可項目が新たに追加され、リストの目的に合致し合法的で有効な措置がそれぞれ追加された。

 201812月に全国で統一された市場参入許可ネガティブリストが正式に発表されて以来、3年間各地で実施され、中国全土で市場参入段階におけるネガティブリスト管理方式が確立された。リストの範囲外の業界、分野、業務等については、市場主体が平等に参入でき、「禁止されてなければ即時参入」が実現している。「リスト(2020年版)」の改訂により、市場参入規制が更に緩和され、平等な市場参入が実現し、有効な市場と有為な政府の優良な結びつきを促し、効率よく規則的で競争が公平な国内統一市場の形成が加速される。