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ホームページ > 論文/書籍 > 法律考察 > 企業による食品安全の主体責任の遂行に対する監督管理についての規定

企業による食品安全の主体責任の遂行に対する監督管理についての規定

 2022-10-14371

概 要

 国家市場監督管理総局は、企業による食品安全の主体責任の遂行を促し、企業の主たる責任者の食品安全に対する責任を強化するため、「中華人民共和国食品安全法」及びその実施条例等の法律法規に基づき、「企業による食品安全の主体責任の遂行に対する監督管理についての規定」を制定した。

 この規定では、次のことを定めている。食品生産経営企業は、完全な食品安全管理制度を構築し、食品安全責任制を実施し、企業の規模、食品の種類、リスク等級、管理レベル、安全の状況等に相応しい食品安全総監、食品安全員等の食品安全管理員を法に従い配置しなければならない。

 規定では更に次のことを定めている。食品安全に関する法規の違反により許可証を没収された企業、その法定代表者、直接の責任を負う主要管理者、及びその他の直接的な責任者は、処罰の決定が下された日から5年間、食品安全総監及び食品安全員に就任することができない。食品安全に関する犯罪により有期懲役以上の判決を下された者は、一生の間、食品安全総監及び食品安全員に就任することができない。