「外商投資産業奨励項目リスト(2020年版)」が発表される
国家発展改革委員会及び商務部は12月28日、「外商投資産業奨励項目リスト(2020年版)」を共同で発表した。これは、2021年1月27日より施行され、2019年版リストは同時に廃止される。
国家発展改革委員会の担当者は、次のように紹介している。今回の改訂では、主な変更は次の3つに集中している。
産業チェーンやサプライチェーンの結び付きの強化及び補完について。原材料の分野について、半導体用高純度フッ化水素酸、特殊ガラス繊維等の項目を追加又は変更した。部品の分野について、高圧真空部品、特殊バルブ、特殊ベアリング等の項目を追加又は変更した。最終製品の分野について、集積回路測定機器、レーザー映射機器等の項目を追加又は変更した。
外資の生産支援サービス業への投資奨励について。研究開発設計の分野について、第5代移動通信技術の研究開発、ブロックチェーン技術の研究開発等の項目を追加又は変更した。ビジネスサービスの分野について、ハイテク設備の保守、デジタル化生産ラインの改造及び集積等の項目を追加した。先進物流の分野について、クロスボーダー電子商取引による小売、全過程地域配送サービス等の項目を追加又は変更した。情報サービスの分野について、オンライン教育、オンライン医療等の項目を追加した。
外資の中西部地区への投資の奨励について。黒龍江省、雲南省等において農産物の加工、旅行開発等の項目を追加した。河南省、陝西省、広西チワン族自治区において医療機器、防疫防護用品等の項目を追加した。湖北省、四川省、重慶市等において半導体材料、グラフェン等の項目を追加した。遼寧省、安徽省、湖南省等において職業学校の項目を追加した。海南省において商業貿易、海運、金融等に関連する項目を追加し、海南自由貿易港の建設を支援する。