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ホームページ > 論文/書籍 > 法律考察 > 『商業手形・引受、割引と再割引管理弁法』

『商業手形・引受、割引と再割引管理弁法』

 2023-01-15188
[要約]商業手形の支払期限短縮などを改定

概 要

中国人民銀行と中国銀行保険監督管理委員会は1118日に連名で、『商業手形引受、割引と再割引管理弁法』(中国人民銀行 中国銀行保険監督管理委員会令[2022]第4号。以下、「弁法」)を公布した。

「弁法」は、総則、引受、割引および再割引、リスク管理、情報開示、監督管理、法律責任、附則の全842条から成る。主な改定は、関連手形の分類と参加主体の明確化、真実の取引関係の強調、情報開示および信用制限メカニズムの強化、リスク管理の強化などで、以下の内容を含む。

1. 電子商業手形の最長期限を1年から6ケ月に調整。

2. 銀行引受、割引が「真実の貿易背景を有していなければならない」(銀発[2001]236号)としていたものを、「振出人の真実の取引関係、債権債務関係および引受リスクを厳格に審査」へと調整。

3. 割引申請人は「企業法人およびその他の経済組織のために」(銀発[1997]216号)としていたものを、「自然人、中国国内で法に基づき設立した法人、その分支機構および非法人組織」に拡張。