『交通運輸部による「道路運輸従業員管理規定」の改正に関する決定』
[要約]継続教育、資格試験の情報化管理制度、「跨省通弁」などが改善
概 要
交通運輸部は11月14日、『交通運輸部による「道路運輸従業員管理規定」の改正に関する決定』(交通運輸部令2022年第38号。以下、「2022年改正決定」)を公布した。
『道路運輸従業員管理規定』は、道路輸送ドライバー、自動車整備員、運転研修指導員などの道路輸送に従事する人員の従業条件や試験、証書発行、従業行為に対して体系的な規範を行っており、2006年の公布以降、2016年と2019年に一部改正が行われ、今回は3度目の改正となる。
今次改正では、負担軽減措置のため道路運輸従業員の継続教育や資格試験制度の情報化管理制度、高頻度サービス事項となる「跨省通弁」などに対して補足と改善が行われた。
具体的には、従業員の継続教育範囲の調整、道路運輸企業の責任者と安全生産管理員の管理強化、資格試験制度の最適化・4.5トン以下の危険貨物ドライバー参入制度の補足・改善、不合理な罰金を整理しドライバーに対する罰金限度額を引き下げることなどについて改正が行われた。