深セン市 深セン証券取引所におけるメインボードと中小企業ボードの合併が4月6日に正式に実施
概 要
深セン証券取引所は2021年2月5日、中国証券監督管理委員会の承認を得て、メインボードと中小企業ボードの合併(以下、「ボード合併」とする。)に関する準備業務を開始した。深セン証券取引所は、中国証券監督管理委員会の統一した指導の下、「4つの統合、4つの無変更」を全体の方針として、各業務を着実に行い、関連する業務規則及び監督管理の運用方法を整理し、関連する指標及びファンド商品の適応性の調整完了を推進し、技術システムの改良を円滑に行い、発行や上場の手配を平穏に進め、各準備業務を全て完了させた。先日、深セン証券取引所は、中国証券監督管理委員会の同意を得て、ボード合併業務の通知及び関連規則を発表し、合併実施後の手配を定め、4月6日に合併が正式に実施された。
ボード合併業務規則の統合が行われる中、深セン証券取引所は、取引規則、金銭・証券ローンの取引に関する実施細則、「高送転」に関する手引き等、7つの規則を相応に変更し、「一部の証券代理機関における監督指導専門員制度の試験実施継続に関する通知」等2つの通知を廃止した。その内訳は、主に中小企業ボードに関する記述の削除、「高送転」の定義の統一化、関連取引指標の計算基準指数の変更、監督指導専門員制度の継続取り消し等である。これらの変更は、4月6日のボード合併実施時に効力を生じた。