「第14次5カ年計画期における循環型経済の発展計画」
概 要
7月7日、国家発展改革委員会の公式ホームページにおいて、「第14次5カ年計画期における循環型経済の発展計画」が発表された。「計画」では、2025年まで循環型生産方法を全面的に推し進め、エコデザイン及びクリーン生産を一般に普及させ、資源の総合利用能力を著しく向上させ、資源循環型産業体系の基礎を構築すると定めている。
「計画」では、次のことを定めている。中古の商品の流通に関する法規を整備し、車両、家電、携帯電話等の中古商品の鑑定、評価、等級分け等の基準を定め、中古商品の流通秩序及び取引行為を規範化する。「インターネット＋中古」モデルの発展を奨励し、インターネット取引プラットフォームの管理責任、取引行為への監督管理を強化し、第三者の中古商品専門業者の参入をプラットフォーム企業に奨励し、中古商品の取引効率を向上させる。
「計画」ではさらに、次のことを定めている。循環型経済の基幹技術及び設備に関する重点特定事業を実行する。代表的な製品のエコデザイン、重点業界のクリーン生産、大量の固体廃棄物の総合利用、再生資源の高品質な循環、ハイテク設備の再製造等の分野について、環境配慮型循環に関する重要な基礎技術及び重要設備を進展させ、北京、天津、河北、長江デルタ、珠江デルタ等の地域において、循環型経済の環境配慮型技術体系の集積モデルを展開し、政府、企業、学校、研究機関が一体となった科学技術の実用化モデルの構築を推進する。
