商務部が「『第14次5カ年計画』期における商務発展計画」を発表
概 要
商務部は7月8日、「『第14次5カ年計画』商務発展計画」を発表した。「計画」では、強大な中国国内市場の建設促進、対外貿易の革新発展の推進、海外資本利用の質の向上、自由貿易試験区港の高品質な発展の推進、対外投資及び経済提携のレベルの向上、「一帯一路」経済貿易提携の深化等、9つの面から一連の重要任務を定めている。
「計画」では、次のことを定めている。海外投資家の上場会社への戦略投資の条件を更に緩和する。外商投資奨励産業リストを整備する。海外資本のハイエンド・ミドルエンド製造業、ハイテク技術、従来型製造業の構造転換と高度化、現代型サービス業等の分野及び中西部地区への投資を支援する。外資企業の全世界及び地域の地域本部、研究開発センターの開設を支援する。海外資本の新型インフラ建設への積極的参加を誘致する。
「計画」ではまた、次のことを定めている。高レベルの開放を推進し、新たな歩みを踏み出す。貿易総合力を更に強化し、双方向の投資を世界トップレベルに維持し、品質と効率を常に向上させる。デジタル化及び環境に配慮した成長のペースを加速させ、中国による商品、サービス、投資、建設の国際的な影響力を向上させ続ける。「一帯一路」経済貿易提携について新たなブレイクスルーを実現する。更に高レベルの開放経済新体制の基礎を建設し、対外開放新高地のモデルによる牽引の役割を更に強化する。