北京市 『北京市社会保険基金の監督通報奨励金暫定弁法』
[要約]北京市社会保険基金の社会による監督制度
概 要
北京市人的資源社会保障局と北京市財政局は2023年1月13日に連名で、『北京市社会保険基金の監督通報奨励金暫定弁法』（京人社督発[2022]50号。以下、「暫定弁法」）を公布した。「暫定弁法」は全六章二十条で、社会保険基金の通報奨励金の範囲、奨励条件および手順、奨励事項管理、法律責任などの内容を規定している。「暫定弁法」は、通報事項が自身の権益に係わる場合、奨励範囲に組み入れないことを明確化している。通報奨励金の基準は、調査して事実と証明された違法・規定違反行為により社会保険基金にもたらされた損失金額に基づき、一定の比率により奨励金を与え、最高限度額は１０万元を超えないものとする。それぞれ調査・処分を行った同一の通報事項に対しては、奨励金の合計は１０万元を超えてはならない。
