「海外投資や提携に関するグリーン成長業務指針」
概 要
商務部及び生態環境部は7月17日、「海外投資や提携に関するグリーン成長業務指針」を発表した。その内容は、企業主体の環境配慮型への構造転換等の重点業務10項目の推進を定めている。
「業務指針」では、次のように述べている。グリーン成長は、持続可能型成長の必要条件である。現在、世界各国において、環境への配慮が科学技術革命と産業改革の重要な方向性となっており、国際貿易や投資においても環境保護に関するルールが高速で進化している。対外投資や提携においても、グリーン成長の理念を実行しなければ、国内市場と国際市場の双循環の品質を高めるための重要な柱となることも、開放による発展において重要な役割を発揮することも、国際提携や競争において主導権を握ることもできない。
「業務指針」ではまた、次のように述べている。対外投資や提携の過程において、環境に配慮した製造及び経営を推進し、環境配慮型インフラを建設し、環境配慮型海外経済貿易提携地区を建設し、環境配慮型技術のイノベーションを推進し、企業主体の環境配慮型への構造転換を推進し、環境保護に関する国際ルールを遵守する。海外へ進出する企業のグリーン成長に対する意識の向上を奨励・指導し、生態環境を厳しく保護し、議長国とともに協力し、清潔で美しい世界を構築する。
「業務指針」は、中国の企業の対外投資や提携の過程におけるグリーン成長に関する活動の推進、及び地方の商務主管部門及び生態環境部門による企業の対外投資や提携への指導やサービスに対して適用される。
