「中国(福建)自由貿易試験区データ域外移転ネガティブリスト管理弁法(試行)」「中国(福建)自由貿易試験区データ域外移転管理リスト(ネガティブリスト)(2025年版)」
データ越境流通の促進と規範化を図るため、国家インターネット情報弁公室は2024年3月22日、「データ越境流通の促進及び規範化に関する規定」(国家インターネット情報弁公室令第16号)を発表し、地方が具体的なデータ輸出管理政策を策定するための枠組みと指針を提供した。北京、天津、上海、江蘇、重慶などが相次いでデータ輸出ネガティブリストを導入する中、福建省もこのほど同省のデータ輸出ネガティブリストを発表した。2025年12月25日、福建省インターネット情報弁公室、福建省商務庁、福建省データ管理局は共同で「中国(福建)自由貿易試験区データ域外移転ネガティブリスト管理弁法(試行)」及び「中国(福建)自由貿易試験区データ域外移転管理リスト(ネガティブリスト)(2025年版)」(同日施行、2年間試行)を公布し、データ域外移転管理を強化した。本管理弁法は計24条で、主な内容は以下の通りである。
1.データ域外移転管理はネガティブリスト管理モデルを実施する
データ処理者(福建FTZに登録し、かつ福建FTZ内でデータ域外移転活動を行う者)が、ネガティブリストに該当するデータを国外に提供する場合、申請及び届出を提出し、安全評価を実施し、個人情報の国外提供に関する標準契約を締結するか、個人情報保護認証を取得する必要がある。ネガティブリストに該当しないデータについては、データ国外提供安全評価の申告、個人情報の国外提供に関する標準契約の締結、または個人情報保護認証の取得が免除される(第10条、第11条)。
2.重要データの外延を明確化する
福建FTZにおいて、重要データには医薬品業界、自動車業界、小売業界、航空整備業界の特定データが含まれる。小売業界を例にとると、会員管理シナリオにおける氏名、ニックネーム、連絡先、性別、住所、ユーザーIDなどの個人消費者会員情報は、いずれも重要データに該当する。データ処理者は、データ量やセンシティブ個人情報の該当性に鑑み、以下の手続きをそれぞれ講じる必要がある。
コンプライアンス要件 | 累計出国規模(当該年1月1日より) |
データ域外移転セキュリティ評価 | 1.センシティブでない個人消費者会員情報:≥300万人 2.センシティブな個人消費者会員情報:≥50万人 3.その他の個人情報:センシティブでない≥100万人またはセンシティブ≥1万人 |
標準契約書届出/個人情報保護認証 | 1.センシティブでない個人消費者会員情報:50万~300万人 2.センシティブな個人消費者会員情報:10万~50万人 3.その他の個人情報:センシティブでない10万~100万人またはセンシティブ<1万人 |






