『業界協会の独占禁止に関するガイドライン(意見募集稿)』
[要約]独禁法改正に伴う業界団体ガイドラインの意見募集稿
概 要
市場監督管理総局は5月21日、『業界協会の独占禁止に関するガイドライン(意見募集稿)』(以下、「意見募集稿」)を公開した。フィードバックは2023年6月15日まで受け付けられる。
意見募集稿は『独占禁止法』を指針とし、業界協会に関する独占禁止制度の規則をさらに細分化し、業界協会の経営者の身分を明確にし、業界協会が行政の権力を濫用して競争を排除、制限する具体的な状況を列挙し、公共事務を管理する機能を有する業界協会に公平な競争審査を行う義務を要求している。また、業界協会が自主的なコンプライアンスを形成し、内部の独占禁止コンプライアンス通報メカニズムを構築することを奨励している。
一方で、独占禁止法執行機関が業界協会および経営者の法的責任を確定する際に考慮すべき要素を明確にし、また、独占禁止法執行機関が法により処罰を軽減又は軽減しなければならない状況および処罰を重くすることができる状況を列挙することは、業界団体と経営者の法的責任をより合理的に割り当てるのに役立つ。また、『社会組織信用情報管理弁法』との連携口を形成し、法律法規上で業界協会の独占禁止法の法執行活動とその他の監督管理活動の連携のための手はずを確保している。