北京市 北京市市場監督管理局、北京市発展改革委員会による「新型コロナウィルス感染防止対策期間における物価をつり上げる違法行為の認定に関する指導意見」の発表に関する通知
概 要
市場監督管理局、北京市発展改革委員会が制定した「新型コロナウィルス感染防止対策期間における物価をつり上げる違法行為の認定に関する指導意見」が2022年5月2日に発表され、発表日より施行された。
「意見」では次のことを定めている。原価に明らかな変化がない場合において、仕入販売差額率が、2022年4月25日（当日を含む。）までの7日間の北京市における取引所で売買が成立した、取引証憑を有する商品と同一の商品又は同類の商品の最高仕入販売差額率＋20％を超えた（現在の仕入販売差額率＞元の最高仕入販売差額率×120％）場合、価格つり上げ行為に認定される。仕入販売差額率＝（販売価格－仕入価格）÷仕入価格である。この中で、「仕入価格」には、経営者による商品の調達、輸送、保管、及び販売過程で生じる流通費用は含まれない。
「意見」では、更に次のことを定めている。価格つり上げ行為に認定された場合は、「中華人民共和国価格法」第40条、「価格違法行為行政処罰規定」第6条等の関連規定に基づき、行政罰を受ける。
