「先進製造業の転換・高度化を支援する3カ年行動計画(2026—2028年)」
上海市は中国のハイエンド製造の中心地として、多数の日系製造企業とその研究開発機関が集積している。中国国家レベルでの産業高度化の要求を実施するため、上海市人民政府弁公庁は2026年1月9日に「先進製造業の転換・高度化を支援する3カ年行動計画(2026—2028年)」(滬府弁規〔2025〕20号、以下「計画」という)を公表した。「計画」は、財政補助、金利優遇、資源保障を通じて、上海市の産業高度化を推進することを目的としている。「計画」は全17条からなり、主な内容は以下の通りである。
1.革新的技術に対する支援
初の(セット)重大技術装備、初回の新規材料の条件に合致する場合、製品販売契約金額の30%を上限として支援し、上限は2000万元とする(1条)。
2.研究開発費用に対する支援
年間の研究開発実支出額が1億元以上の場合は、1000万元を補助する。年間の研究開発実支出額が5000万元から1億元の場合は、500万元を補助する。年間の研究開発実支出額が1000万元から5000万元の場合は、200万元を補助する(4条)。
3.設備更新に対する支援
企業が技術改造のために固定資産投資を行い、銀行借入の利息または設備融資のリース費用が発生した場合、政府は最大2000万元の支援を提供する(6条)。
4.土地および融資等に対する支援
上海市は、使用期限が近づいている工業用地の更新問題を適切に解決し、企業の長期的な経営安定性に対する懸念を解消する(11条)。重要部品および原材料の備蓄のために行う融資については、政府は0.8%—1.3%の利子補給支援を行う(12条)。また、上海市は、認定事業者(AEO)制度の産業分野への運用を促進する。






