「5G」活用推進3年行動計画を10の部門が発表
概 要
工業情報化部、発展改革委員会等10の部門は7月12日、5Gの全面的で協調的な発展を推進し、5Gの力を各業界各業種に浸透させるため、「5G活用『揚帆』行動計画(2021~2023年)」を共同で発表した。「行動計画」は、情報の消費、実体経済、国民生活サービスの三大分野について、15の業界の5Gの活用を主に推進し、5Gの革新的な使用体系の基礎を3年で構築することを定めている。
「行動計画」は、次のことを定めている。5G医療用ロボット、5G救急車、5G医療アクセスゲートウェイ、スマート医療機器等の製品の研究開発を実施する。5G医療健康ネットワークインフラのデプロイメントを強化し、中国全土の三級甲等医院、疾病予防管理センター、公共医療サービスセンター、病院老人ホーム複合機関等を主に範囲に加え、院内医療と遠隔医療に対する5Gネットワーク、5G医療エッジクラウドを構築する。
「行動計画」はまた、次のことを定めている。産業の欠陥や弱みの補強を強化する。ベースバンドチップ、高周波集積回路、重要高周波フロントエンド回路等への投資を拡大し、技術と産業化のボトルネックを速やかに打破する。設計器具、製造技術、重要材料、コアIP等の産業全体のレベルを向上させる。5Gチップモジュール及びミリ波回路の軽量化に関する研究開発と産業化を推進し、ターミネーションモジュールのコストパフォーマンスを更に向上させ、実用化と差別化に関する業界の需要を満足させ、産業の基礎体力を向上させる。精度や感度が高いハイダイナミックレンジの5G高周波、プロトコル、パフォーマンス等に関する器具や計器の研究開発を支援し、計器用の高性能チップや基幹デバイス等の迅速なブレイクスルーを喚起する。