工業情報化部が「工業・情報化分野におけるデータセキュリティ管理弁法(試行)」について再度意見を公募
概 要
工業情報化部は2月10日、「工業・情報化分野におけるデータセキュリティ管理弁法(試行)」を公布した。今回の意見公募は、2022年2月21日まで行われた。
「管理弁法」は、計8章41条から成り、次のことが定められている。工業・情報化分野におけるデータ取扱者が中華人民共和国内において収集・産出した重要データ及び核心データについて、法律や行政法規により中国国内で保存するよう定められている場合は、中国国内で保存しなければならない。中国国外に提供する必要がある場合は、法に従いデータ越境安全評価を行わなければならない。
「管理弁法」によると、工業・情報化分野におけるデータ取扱者は、データの取扱いに際し安全主体責任を負い、各種データを等級別に保護し、異なる等級のデータが同時に処理され、個別に保護措置を取ることが難しい場合は、その中で最高の等級の要求に従い保護を行い、データが有効に保護され合法的に使用される状態を保つことが求められる。