李培良弁護士は、錦天城弁護士事務所のシニアパートナーで、上海オフィスで勤務しています。
投資、金融、証券、企業、不動産、国際貿易、知的財産権等を専門としており、20数年の業務経験において、数多くの渉外法務案件に携わってきました。これまでに数百件にも及ぶ各種案件を扱い、外国投資家による直接投資、企業買収・合併、知的財産権及び銀行・証券等の分野に関わります。世界企業番付トップ500社に入る複数の会社及びその中国現地法人のために、幅広い法的サービスを提供した経験があります。中国の金融市場が対外開放された当初、外資銀行の中国進出に伴う組織改編向けに全面的な法務サービスを提供し、クライアントの銀行は当時改編を申請した10数行の銀行の中で、営業許可証を獲得した最初の中国外資法人銀行となりました。
大型国有企業、上海市外資管理部門、外資系企業の駐中国事務所、複数の法律事務所に勤務してきました。現在は上海市仲裁委員会の仲裁員、上海市外資系企業協会の常任理事及び法律顧問、浦東新区人民政府の法律顧問団メンバーであり、浦東開発における調査研究及び国際的な提携計画策定に関わる法律専門家集団のメンバーとして活動しています。
学歴は、華東政法学院及び復旦大学を経て、法学博士号を取得。上海外国語学院日本語研修プロジェクト、第1期全国香港法研修プロジェクト、全国証券法研修プロジェクト及び不動産法律と実務研修プロジェクト、国際貿易法律と実務研修プロジェクト、米国法研修プロジェクト、及び日本で国際金融法実務の研修プロジェクトに参加したことがあります。
国内外の法学専門刊行物に20余りの論文を発表し、「証券弁護士従業ガイドライン」、「中国株式市場を振り返る」及び「中国行政法辞典」、中国法学叢書「渉外経済法通編」等著書の編集に参加しました。新「企業破産法」の公布後に出版された「新企業破産法解読」の編著者の1人でもあります。2008年2月、日本の中国問題専門家や大学教授と共同執筆した「中国労働契約法・労働紛争対策マニュアル」は日本の株式会社PHP研究所から出版されました。
また、これまでに数多くの国際学術交流を行ってきました。第2回日中青年弁護士交流大会に参加し、中国証券法規に関連する講演を行いました。また、名古屋弁護士協会において日本の弁護士と中国の留学生向けに中国の法律事情に関する講演を行いました。
日中貿易の拡大と日中の経済発展に積極的な貢献をしたことから、日中国交正常化30周年にあたり、「日中経済新関係促進貢献賞」を受賞しました。2006年には浦東新区行政司法システムにおける「先進個人賞」に選出されました。
学歴
- 1983-09-01~1987-07-01 華東政法学院 法学部
- 1993-09-01~1996-07-01 復旦大学 修士
- 2001-09-01~2005-12-01 華東政法学院 国際経済法専攻博士号取得
職歴
- 1976-04-01~1978-04-01 上海電力機械工場技術学校
- 1978-04-01~1979-06-01 宝鋼日本語訓練班
- 1979-06-01~1983-09-01 宝鋼工程指揮部
- 1987-07-01~1990-05-01 華東政法学院 教師
- 1990-05-01~1994-05-01 李国機律師事務所
- 1994-05-01~1995-10-01 上海浦東律師事務所
- 1995-10-01~1999-03-01 上海共和律師事務所
- 1999-03-01~1999-04-01 上海錦聯律師事務所
- 1999-04-01~現在 錦天城律師事務所 シニアパートナー
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